2026-07 更新
電気管理技術者の月次点検報告書テンプレートと作成手順
外部委託の月次点検では、報告書に「何を確認したか」を過不足なく残すことが求められます。標準点検項目に沿った作成手順を整理します。
月次点検で確認する内容
経済産業省の「自家用電気工作物の標準的な点検項目について」(主任技術者制度の解釈及び運用)では、月次点検は運転中の状態での外観点検と、携帯用測定器による測定で構成されます。
外観点検は引込設備・受電設備・受配電盤・接地工事・構造物・発電設備・蓄電池設備/負荷設備が対象です。測定は、設備電圧・負荷電流(電圧値の適否・過負荷)、B種接地の漏れ電流(低圧回路の絶縁状態)、高圧機器本体・接続部の温度(過熱)を確認します。
報告書テンプレートの構成
報告書は、需要家名・点検日・点検者(資格・番号)を明記したうえで、上記の各項目を「良/否/該当なし」で記録し、測定値(電圧・電流・漏れ電流・温度など)を数値で残す構成が基本です。否があれば所見と措置内容を記載します。
毎回同じ様式に転記するのは手間がかかります。点検項目を標準搭載したクラウドなら、需要家を選ぶだけで様式が展開され、点検票PDFがそのまま出力できます。
作成手順
1. 需要家と資格情報を登録
需要家台帳に点検者の資格種別・番号を紐づけておくと、報告書に自動で反映されます。
2. 現場で点検項目を入力
外観7項目+測定3項目を入力し、測定値を数値で記録します。
3. 点検票PDFを出力
その場でPDF化し、需要家への報告に使えます。
年次点検との関係
年次点検は停電により設備を停止して行い、月次の内容に加えて絶縁抵抗・接地抵抗・保護継電器の動作特性/連動試験・非常用予備発電装置・蓄電池の劣化を確認します。月次と年次を別々の周期で管理できると、期限の抜けを防げます。
AUSPEX電気保安クラウドなら、点検の期限・帳票・請求をこれ1つで。
30日間無料で試す(カード不要)